『一つでも 食べたらアウト はい1万ドン』 ビアホイ倶楽部 心の俳句集より
さて、今日も視聴者の方からメールが届いておりますので、紹介させていただきます。
ペンネーム「エムはエムでもMの方」さん、またですか・・。
「先日は丁寧なご回答、ありがとうございました。 あのあとさっそく「Đáちょうだい、でも蹴らないでねぇ」言ったら、今度はジョッキに石ころを入れられてしまいました。 なぜなんでしょうか。 もうわけがわかりません。 これなら思い切り蹴り上げられた方が良かったです。」
前回、”氷”と”蹴る”が同じ単語だと説明しましたが、実は”石ころ”もベトナム語では同じ「Đá」なのです。
なので、そのスタッフの子は蹴るのがダメなら石ころでも入れてやろう、と思ったのではないでしょうか。
というかあなた、もう完全に嫌われてますね。
写真を撮らせてくれとしつこくせがんだり何かセクハラまがいのことをしたのでは?
楽しく会話するはいいですが、度を越すのはやめておきましょう!
ちなみに氷のことを「Nước đá(ヌックダー)」と呼ぶこともあるので、一度使ってみて下さい。
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さて、気を取り直してもう一通。
ペンネーム「タイガータイガー飲みたいがー」さんからのご質問です。
「いつも楽しく拝見しています。 先日、7区の某ローカル店で飲んでいた時のこと。 お会計をしたら、ピーナッツやうずらの玉子など、注文していない料理まで計算されていました。 反論するほどの値段ではなかったので諦めましたが、あれはなぜですか?」
ベトナムのローカル店では、”注文してないけど食べたら会計”というものがあります。
お店に入って席についた時に初めからテーブルに置かれているものや、何も言ってないのにスタッフが運んでくるものなどが、それにあたります。
よくあるのは、ピーナツや袋に入ったカシューナッツ、うずらの玉子などでしょうか。
これらは、ちょっとでも手をつけるとお金を払わなければなりません。
食べない時はスタッフに「これ食べないから下げて」と渡せばOK。
そうすればお会計には含まれません。
もちろん、最初の料理が運ばれて来るまでのビールのあてにするのもOKです。
あとローカル店では、おしぼりも使った分だけお金を払う、というシステムがほとんどです。
おしぼりくらい料金に含めればいいのにと思いますが、ほとんどのローカル店が、おしぼりは別計算。
お会計の際にスタッフがしっかりと数をチェックしています。
わずか数千ドンですが、ベトナム人の中にはこのおしぼりの数があっているかレシートをチェックする人も。
「4枚しか使ってないのに5枚になってる!」という具合に。
そこまでしなくても良いかもしれませんが、お会計のシステムを知らないと「あれ、ぼったくられた?」と勘違いしてしまうことも。
最低限のルールは知っておいた上で、ベトナムのローカルビールを楽しみましょう!
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