【席についたら その2】
前回ご紹介したテーブル担当とは別に、席に着いたら声を掛けてくる人がいます。
そう、その人こそが、みんなの憧れ、ビール会社のキャンペーンガールです。
もちろん彼女たちは自社のビールをススメてきます。
しかも少々強引にススメてきます。
ではどうすれば良いのか?
答えは簡単。
そのビールが飲みたければ飲む、飲みたくなければ別のビールを注文する、です。
そこでキャンギャルが勧めるビールを飲まなかったからと言って、怒られたり平手を食らわされたりすることはありません。
要らない時はきっぱりNOと言い、自分の飲みたいビールを注文しましょう。
☆ごめんなさい、このビールは飲みません
Xin Lỗi, tôi không uống bia này (シンロイ、トイ コン ウン ビア ナイ)
ただ、一つ大事なことが。
そこでNOと言うと、そのキャンギャルは二度とあなたのテーブルには戻ってきません。
もしYESと言うと、ビールが無くなりそうになる度に彼女が戻ってきて「もう一本いかが?」と優しく聞いてくれます。
YESと言えば「ありがとう、また来るね」、NOと言えば「これっきりね、さようなら」。
それでもあなたはNOと言えますかぁぁぁっ!?
すみません、少々取り乱してしまいました・・。
店に着いてすぐのことなので、まだしらふの状態でのあなたの意思の強さが試される場面でもあります。
相手は意外と手強いので、気合を入れていきましょう。
ちなみに我らがビアホイ倶楽部の場合、キャンギャルにススメられるがままにそのビールを飲む確率は、約7~8割。
彼女たちの営業成績にしっかりと貢献しているのでした。
繁盛店であれば、2~3社のキャンギャルが一同に押し寄せ、それぞれ熱心に自社のビールをススメてくるという、贅沢な経験ができることも。
全てのお店に彼女たちがいるというわけではありませんが、これもローカル店の醍醐味の一つでしょう。
次回は【注文の仕方(飲み物編)】をお送りします。
【席についたら その1】 - ホーチミン7区ビアホイ倶楽部
[…] キャンペーンガールについては、次回の【席についたら その2】で。 […]