【席についたら その1】
ローカル店に限らず、ベトナムのレストランには常時、フロアスタッフがたくさんいます。
たくさんと言っても、日本のレベルを基準にしてはいけません。
とにかくスタッフの数が多いのです。
あまり繁盛していない店では、客よりスタッフの方が多い、ということも珍しくありません。
そしてたいてい、テーブル毎に担当のスタッフが決まっており、最初の注文からお会計まで、同じスタッフが面倒を見てくれます。
初めて入るお店であれば、席に着いて最初の注文を聞いてくるスタッフが、その日の担当ということになります。
担当が誰か決まれば、笑顔で話しかけてみましょう。
あなたの第一印象が良ければ、ちょっとだけ熱心に接客してくれるかも知れません。
ベトナム語では、相手の年齢によって人称代名詞が変わってきます。
なので、男女問わず、相手の年齢を聞くことは、そこまで失礼ととられることはありません。
(もちろんケースバイケースですが)
特にローカルのお店では、「何歳ですか?」というのが会話のきっかけになることも。
まずは名前や年齢を聞くことで、話のきっかけを作ってみましょう。
ここでポイントを二つ。
- 相手の年齢を聞いた時、「何歳か当ててみて」という答えが帰って来た時は、チャンス。
- 自分の年齢を答える時は、とりあえず「18歳」と答える。
あなたの質問に「何歳だと思う?」と質問で返してくるのは、少なからずあなたに興味があるということで、その日はそのスタッフと楽しく会話ができる確率が非常に高いです。
そのような流れになれば、あなたも相手の質問に「何歳だと思う?」と返してみましょう。
相手はあなたの年齢をリアルに予想してきますが、そこであなたが「18歳だよ」と答えると、ドッカーンと爆笑の渦が。
(注:このやり取りは爆笑を保証するものではありません。苦情は受け付けませんのでご了承ください。)
これでもう掴みはOK。
あとはスタッフとの会話を楽しんでください。
なお、もし相手に何の反応も無ければ、それ以上深入りするのはやめておきましょう。
あと、あなたの発音がなかなか通じなくてボケの説明に時間がかかるという状況になってしまった時も、深入りはやめておきましょう。
☆あなたの名前はなんですか?
Em tên gì ? (エム テン ジー)
☆何歳ですか?
Em bao nhiêu tuổi ? (エム バオニュー トゥオイ)
☆あててみて(予想してみて)
Em đoán di (エム ドアン ディー)
☆私は18歳です。
Anh 18 tuổi (アン ムイタム トゥオイ)
あなたのテーブルの担当となるお店のスタッフとは別に、席に着いたら声を掛けてくる女性がいます。
そう、その人こそが、みんなの憧れ、ビール会社のキャンペーンガールです。
キャンペーンガールについては、次回の【席についたら その2】で。
【お店の入り方】 - ホーチミン7区ビアホイ倶楽部
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